火曜日, 3月 28, 2006

Flash on PowerPC Linux

Power PC Linux向けのFlashというものが存在しないんですよね。おかげでかなりのサイトが閲覧不能になっています。現在オープンソースによるFlashの実装が進んでいるようですが、まだ完成には至っていないようですね。それ以外ではまったく申し分のない状況なのですが。 ああ、Intel Macならこんなことはないのに。あと、サウンドがならない、3Dアクセラレーションが利かないと言った欠点も。特にサウンドがならないのは辛いです。
取り合えずいまはwxWidgetsをコンパイルしています。これでガリガリLinux、Mac OS X、Windows向けのソフトが作れればいいのですが。

Fedora Core 5

Fedora Core 5をPowerMac G5にインストールしました。インストーラーはFC4の時のようにエラーも出さずに簡単に終わったのですが、いざ再起動してみるとMac OS Xのほうが立ち上がってしまう。Optionキーを押しながら起動してみるも、Welcome to Fedora CoreとブートローダーでLinuxを選んでもなぜか元のOptionキーを押した状態に戻ってしまう。そんな感じで全く起動できなかったのですが、Gentoo LinuxのページにG5におけるyabootに関する記述を発見。早速レスキューCDから起動し、ここに記述されている通りにyaboot.confに
ofboot=hd:....
を追加してやるとあっさり起動。このままではMac OS Xを選択してもMacが起動しなかったのでMac OS Xの所も
macosx=hd:..
に。ついでにタイムアウトを短くし、デフォルトをMac OS Xにして完成。これでMac OS X、Linuxのデュアルブートが完成。問題はこれらのOSで同時に扱える領域がないことですね。iPodでも活用しましょうか(当然ながらWindowsフォーマット済み)。
ところでGentoo Linuxを使っている人はどれくらいいるのでしょうか。PowerMac G5対応がGentooしかなかったときにインストールを試みましたがものの見事失敗しました。Fedora Coreもインストーラーのバグのおかげでなかなか苦労させられますがそれでもGentooよりは簡単ですしね。DebianやGentooはもともと開発者向けですからインストールの敷居はかなり高いです。Debianはそのパッケージ管理システムに定評がありますけどね(Finkでも活用されています)。個人ユーザー向けならFedoraになるのでしょうが、これもまた、実験的なシステムであるようです。何たってFedora Core 5のリリース一週間前にリリースされたソフトウエアが入っているくらいですからね(GNOME2.14です)。なにか安定した個人向けのLinuxはないのでしょうか。Turbo Linux FUJIのように商用のOSならば安定しているでしょうが、フリーではなかなかアグレッシブなOSが多いようです。その方がプログラマも楽しんでしょうね。

日曜日, 3月 19, 2006

Browser

いままでFirefoxでみるとITMediaや忍者Toolsのアクセス解析のフォントが汚く見えていたのですが、これがスタイルシートで
font-family:"MS P ゴシック"
と指定されていたためと判明。
即刻ユーザースタイルシートを書き換えてヒラギノ角ゴシックに変更しました。
ITMediaはMS P ゴシックの後にヒラギノフォントが指定されているのですが、私のOffice 2004が導入された環境ではMS P ゴシックが存在するのでそっちが優先されていたようです。しかし、なんでSafariではヒラギノフォントで表示されていたのでしょう?もしかして日本語名のフォントは受け付けないということでしょうか。

ところで本日Export for Webmail 0.3が公開されました。変更点は
  • 電話番号がないものを除く機能を追加
  • Thunderbirdサポート
  • 誕生日書き出しのバグを修正
  • GMail書き出し強化
バグがあったら報告願います

木曜日, 3月 16, 2006

Winny

最近は情報流出が騒がれていますね。
もともとWinnyは危ないといわれていたのですがようやくその痛みが出てきて騒がれたという感じがします。前からWinnyを利用するウイルスは存在しますしね。確かにWinnyは技術的に興味深い有用なソフトであることに間違いはありませんが、その性格を知らなければ危険であるものです。それはインターネットでもいえることですね。例えば、Eメール。これが相手に届くことが保証されておらず、さらには傍受も可能だということをどれだけの人が理解しているのでしょうか?実際アメリカの情報機関はメールの傍受を行っていたはずです。単純なWeb閲覧にしても話は同じです。自分がどんなページを見ているのか、どんな情報をやり取りしているのかすべて筒抜けです。Secure Socket Layer(SSL)を使っていれば情報の内容までは漏れませんが(コンピュータの性能が飛躍的に向上しない限りですけどね)どこと通信したのかはわかってしまいます。そこまで追跡するのも大変ですが、不可能ではありません。
Winnyは匿名性の強化の引き換えに情報流出を防ぐ機能を失っています。一般的なSever⇔Clientの通信ではServerさえ閉じてしまえばその情報を簡単に閉じることができますが、Winnyではすべてのコンピュータが対等です。そして情報はどんどん次のPCへと流れていきます。一度流れ出した情報は次のPC次のPCへと流れていき、一つ閉じただけでは全く意味がないんでしょね。逆にこれが匿名性の高さを支えているんですけどね。
もともと現在使われているIPv4ネットワークはもともとこれほど広がることを目的としていません。結果として現在のシステムをも支えることができている訳ですが。しかしながら、攻撃に対しては脆弱です。もともとそれが想定されていませんから。次世代のIPv6ネットワークではセキュリティ強化が図られているようですが、これはまだまだ普及しそうにありません。まだ、IPv6に対応したサービスが少ないですからね。あと、現在充実しているIPv4ネットワークに接続することができません。せめてIPv6の一部のIPアドレスをIPv4と対応させるようなことができれば少しは改善するかもしれませんが。やらなかったからには何かしら理由があるのでしょう。
このようにシステムが対応していない場合に最後の砦となるのが人間です。しかし、この人間もちゃんと危険性を理解していなかったりソフトウエアの更新を怠っていると、痛いめにあうことになります。確かに目に見えた効果が見えないソフトウエア更新は効果が見えず、やる気にならないことがありますが、あとでけがをせぬように先手をうって対策をする必要があると思います。

日曜日, 3月 12, 2006

Export for Webmail 0.3 リリース

本日Vectorへメールを送信しました。数週間で公開されると思います。変更点は過去の記事を参照してください。

さて、wxWidgetsを使い始めたのですが大きな問題が、、
元々時間がないのはおいといてまずC++の知識がなさ過ぎる。普段はJavaプログラマーですので。Objective-Cも少しは使いますがまだまだ見習いです。retainとかよくわかってません。
かといってwxGladeはしょっちゅう落ちて(Bus Error)使い物にはなりません。PPC Linuxでも入れて使ってみようかと思っています。

XcodeでwxWidgets

wxWidgetsをXcodeでコンパイルすることにようやく成功しました。
方法はwxWidgetsのwikiを参照。ちゃんと手順通りにきっちりやれば出来ます。手を抜くとエラー80とかになります。
今回はOpenGLとUnicodeを有効にしてみたのでちょっといじってみたいと思います。
またwxWidgetsを知るきっかけとなったwxWidgetsでクロスプラットフォームGUIアプリを作ろうのサンプルもコンパイルに成功しました。ただ、変更した点は
1.まずhello2.cppの80行目の
MyFrame* frame_1 = new MyFrame(0, -1, "");

MyFrame* frame_1 = new MyFrame(0, -1, wxT(""));
に変更
2.追加するライブラリにlibwxjpge-2.6aを追加
ことでしょうか。
とにかくネイティブアプリケーションが作れるようになったのはありがたいです。

土曜日, 3月 11, 2006

Export for Webmail 0.3

0.2のYahoo書き出しに誕生日がうまく読み込めないバグがあったのでそれを修正したものを準備中です。GMailの書き出し強化やThunderbirdサポート追加もありますけど。

wxWidgets、とりあえずgcc3を利用することでインターネット上のサンプルを一つコンパイルに成功しましたが、、wxWidgetsについてくるサンプルはgcc4でコンパイルをしてうまく出来ているんですよね。こいつのmakefileを呼んでみようかと思います。とっても読みづらいんですけどね。ぜひともJavaでないネイティブプログラムを書きたいのですねどねぇ。

金曜日, 3月 03, 2006

進行状況

Block Getterのほうですが最近はAIでなくサウンドシステムの改善を行っていました。今まではPure JavaなJLayerを利用していましたが可能な場合はQuick Timeを利用するようにしました。Quick Timeはネイティブ実装ですからJLayerよりも軽いはずです。まあ、それでもまだまだ軽くなってはいませんけどね。現状ではPowerPC G4 800MHzが限界です。アニメーションを荒くしたりもしましたけど、、これはアニメーションをオフにする機能も必要かもしれません。一応サウンドをオフにする機能はあるのですが(開発中に音楽を聴きたいので)。
ところでMac OS Xのはなし。
Tigerから導入されたCore ImageやCore Data。まだ、本格的に利用する機会がありません。ぜひとも使ってみたいのですがねぇ。なかなか時間を取ることも出来ません。どうにかしたいのですがねぇ。
そういえばwxWidgets。gcc3でやってみてはという指摘を受けgcc3でコンパイルしたところ(いくつかは)うまく行きました。指摘さしていただいた方、遅ればせながらありがとうございました。