水曜日, 1月 18, 2006

GNU GENERAL PUBLIC LICENSE

GPLの第3版の草案が発表されたようです。このGNUはGNU is Not Unixの略ですが、Unixのソースコードをある企業が独占していたことに反抗して設立されたようです。今はFree Software Foundationという団体でGNUはスローガンみたいなもんらしいですが。この辺はあまり詳しくないので間違ってるかもしれません。
さて、このGeneral Public License、私も昔は好んで使っていた時期もありましたが今はもっぱら修正済みBSDライセンスを採用しています。GPLは確かに自分のソフトウエアを保護するためには強力な手段だと思います。自分が考えついたオリジナルなアイデアを保護したいけれどまた、みんなに使ってもらいたいという矛盾する欲求を満たすためには良い選択肢だと思います。しかし、GPLで公開されたソフトウエアを利用したソフトウエアを作成する場合には、またこれもGPLを利用しなければなりません。Mozilla Public Licenseを使おうと思ってもそういう訳には行かないのです。一部のライセンスはGPLと矛盾しませんがそれでもGPLより緩いライセンスだけを使いたいということは出来ないのです。そういう訳で私はより緩い著作権表示だけを求める修正済みBSDライセンスが気に入っています。
もちろんGNU Classpathのように基本はGPLライセンスで例外をもうけたりLesser General Public Licenseを用いることも出来ますが、私は修正済みBSDライセンスの最初から矛盾しない使いやすい、そしてシンプルなライセンスが気に入ってます。
まあ、ライセンスよんでくれる人なんて滅多にいないようですが。

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